SpriteBuilder Cocos2d-Swiftとは何なの!

前回は

 iPhone・AndroidアプリをObjective-C言語で作る

SpriteBuilder Cocos2d-Swift 開発言語習得の始まり


SpriteBuilder Cocos2d-Swift とは何なの!
簡単に説明すると、SpriteBuilder Cocos2d-Swiftは、Objective-C言語/Swift言語でゲーム・画像・音楽ソフトを開発するソフトです。これを使えばObjective-C言語でAndroid版も作れてしまう優れものです。
今までの経緯は、下記をお読みください。

SpriteBuilder Cocos2d-Swiftとは Cocos2dはオープンソースの2DゲームフレームワークでApp Storeで公開されている多くのゲームで利用されています。

2008年 2月 Cocos2d (python言語)で生まれました。

2008年 6月 Cocos2dをObjective-Cに移植し「Cocos2d-iPhone」を開発

2010年11月 中国でCocos2d-xが生まれCocos2d for iPhoneを基にC++で書かれたマルチプ ラットフォームの移植版である。要は、言語を変えて仕様はほぼ一緒のC++開発言語です。iPhone, Androidはもちろん、Windowsにも対応するクロスプラットフォームです。

2013年7月 ApportableがCocos2d-iPhoneの正式なスポンサーになりSwift発表と同時に名称をCocos2d-iPhoneからCocos2d-Swift になりました Cocos2d-SwiftはObjective-C/Swift。Apportableを使えばAndroid用にも作れるようにもなりました。

Cocos2dの画面制作としてCocosBuilderがありましたがSpriteBuilderに生まれ変わり、SpriteBuilder Cocos2d-Swiftの公式ツールになりました。 SpriteBuilderは、Xcodeのストーリーボード(Storyboard)と思えば分かりやすいと思います。

SpriteBuilder Cocos2d-Swiftの起動は、インストールをするとXcodeと共に使えるようになっています。まさにXcodeで開発しているかのように思います。 言語もObjective-C/Swiftを扱えるわけでApportableを使えばAndroid用にも作れるのが魅力ですね。

Cocos2d言語ですが基本はObjective-C/Swiftで記述は同じようなものです。 ただ言語の頭が替わります。 「UIButton」の頭がCCに替わり「CCButton」になります。 CCの意味がcocosから取られています。

Objective-C言語/Swift言語でAndroid版を出したい場合には唯一この方法が一番です(現時点では、Objective-C言語がAndroid版対応です)。 後は他の言語(Cocos2d-x C++ JAVA言語 その他)を覚えてAndroid版作るしか方法はありません。

SpriteBuilder Cocos2d-Swiftを使ってAndroid版を出したく基礎から勉強しなおしていることをブログに公開しています。 Objective-C/Swiftの動作確認したソースコードは、GitHubにて公開しています。 ご興味のある方はご覧ください。